今週のお題「本棚の中身」
それまで、拠り所としていたものを失って、喪失感に苦しんだことがあります。
大事なものを失った悲しみ、どうして?という理解しがたい現実。何をすべきかわからない混乱に襲われました。
救いを求めるように図書館に行き、この苦しみを解放してくれる本を探しました。
その時、手にした本のなかに やさしい言葉がありました。(本のタイトルや著者などはわからず申し訳ありません)
(以下、抜粋)
*「折り合いをつける」というのは、わからないことをわからないままにしておくということだと思います。わからないこと、解決できないことがあっても、それと共に生きていく。そうやって苦しみの中でつけた「折り合い」が自分をささえてくれるのです。*
わからないものを わからないままにしておく。このことを知って、不思議と気持ちが楽になりました。
けれど「苦しみのなかでつけた折り合い」の意味がわかりません。それはどういうことなのでしょう。どうすれば、わかるのでしょう。
今も まだ答えはわかりません。ただぼんやりと思うのは「現実をみとめ、その中で幸せになること」かしら…と。与えられている幸せに気づくこと、与えられているものに感謝しながら生きることは幸せにつながると感じています。