サボった結果、一浪しました ☆
今週のお題「サボりたいこと」
なぜ大学に行くのか わからないまま
受験勉強をしていたので、一浪しました。
夏のよく晴れ渡った日、
窓を開けることなく、締め切った空間の中で
(クーラ-が良く効いて寒いくらいでした)
16歳の夏が
やりたくもないことに潰されるのが
たまらなく嫌でした。
夏の青い空、青い海の中で
16歳のわたしは 何を感じるのだろう。
勉強よりも大事なことがある!と思いながら
勉強に身が入らず、「現状」を否定し、
行きたい場所を想像しては
大好きな漫画を読み、現実逃避してました。
勉強しないから、もちろん受験には失敗し、
一浪しました。
この後 出会った予備校が良かったのです。
初日の先生の言葉。
「受験に関係ないものは 全て処分すること」
当時、書棚に並んでいた大量の漫画を処分す
るのには勇気が必要だったけれど、
ダンボ-ルにしまい、家の空きスぺ-スに
置いたなら、意志の弱い私は絶対に漫画に
逃げてしまう。
来年こそは大学に何としても入らなけれ
ば。だから、思い切って処分しました。
学生証がなかったことも大きいです。
身分を証明するものが保険証だけで、
「社会のどこにも属していない」という
何とも拠り所のない感じ
生まれて初めての感覚は不安なものでした。
予備校が出す宿題を必死に こなし、
ある意味、自分の限界を知るまで勉強しました。
指導が良かったと、単純に思います。
努力は報われ、翌年無事に大学に合格!
そして、あんなに憧れていた南の島には、
ハワイにも
小笠原諸島の父島にも
大学在学中に、行けました☆
その感動は、16歳の私でなくても
20歳の私でも
十分に感じることができました。
「感性」は、年齢を重ねても失われない。
ただ、経験を重ねると「飽き」が生まれ、
感動が薄まってしまうのでしょう。
「サボりたいこと」は「やりたいこと」に
変えてしまえたら…、
サボりたくなるほど 苦痛なこと は
「こうすればいい」と具体的に教えてもらい
納得できた時に、消えてなくなると思います。